アクセスダイアリーACCESS DIARY
  • 2018.12.17カテゴリー: アクセス日記

    ありがとう2018年!
    何を守りたくて、誰と助け合って生きていきたいのか。

    このブログはグランのパピーさん一家が楽しみに見てくださっていました。看板犬グランの登場で元気にお仕事をしている様子を伝えるのが楽しみでしたが、その大切なブログに匿名の書き込みがあり、新規投稿は非公開に。

    私には、ご冥福をお祈りする気持ちと、従業員が感情移入してしまっていたことを詫びることしかできませんでした。

    責任の取り方はまだ見つかりませんが、従業員や仲間に助けられた私がいます。一年の締めくくりはやはり「ありがとう」が言いたくてブログ公開です。

     

    平成30年8月1日

    IMG_2312

    今年も福島のひまわりが咲きました。大輪で見事な花を咲かせてくれました。ボランティアつくしの会の皆さん他、応援してくださった方たちに本当に感謝です。「きみ」に見せたかったふるさとのひまわり。台風の合間にアクセス前でヨコタを披露してくれた子ども神輿。その中に「きみ」の妹がいましたよ。どんなに嬉しかったか。町会の皆さんの、地域の皆さんの熱い思いに、どんなに感謝してもしきれません。本当に有難うございました。

    IMG_2329

    あなたたち兄妹をずっと見守っていきたい。暖家の工事中からいつもグランに会いに来てくれたきみの成長を陰で応援していることを忘れないでね。福島には帰れないかもしれないけれど、ここもふるさとだからね。グランのことも思い出してやってね。男の子だし、お年頃だし、最近顔を見なくなったけど、いつでも待ってるからね。

    IMG_2334

    池上を閉鎖しました。主人の母も親戚も、上京の際には利用してくれた思い出が詰まった場所です。グランが私の不注意でケガをした時もここで療養生活をしました。11年になります。ベランダからピアノを運びだし、1ヶ月かけて片付けが終了しました。夏風邪が長引いて体調もすぐれませんでしたが、胸がキュンと締め付けられる思いでお別れしました。長い間お世話になった池上事業所。有難うございました。

    IMG_2285

    実は池上を閉鎖するのに躊躇していたのは、大阪の里親を東京に連れてこようかと思っていたからです。7月に大阪の施設に会いに行ってきました。最終的には私の世話になりたいという話まで出ましたが、何故か一線を引こうとしている自分もいます。この気持ちはもう少し整理してみようと思います。大好物のわらび餅を美味しそうに食べてくれました。一人でお茶を入れてもつまらないでしょうが、お茶が大好きなので茶器のセットをプレゼント。7月3日は91歳のお誕生日でした。

    IMG_2274

    私の里親は尼僧です。施設に入所して還俗しました。もう充分お経を挙げてきたからと、ひとりの人間として穏やかに余生を送ろうとしている親を感じました。私は40年前に還俗してそれなりに苦しんできましたが、私の償いは終わった気がします。親子で同じ境地にいる気がします。

     

    8月7日

    IMG_2342 IMG_2345

    アスファルトの熱気に囲まれた都会に住んでいますが、自宅のすぐ近くにトトロに会える場所があります。樹齢何年なのでしょう。〇〇邸だったここは、高層マンションが立ち並んでいますが、樹木や池は大切に残されています。元気と勇気がもらえる大好きな場所にグランと毎日来ています。

    蝉がよく鳴いています。子どもの頃のふるさとの夏は蝉の声で話ができなかったくらいです。7年前は何をしてたかな、どんなことを考えてたんだろうと毎年思います。グランは10歳、アクセスは20歳、ひょっとしたら全部を知っている蝉が今鳴いているかもしれない。

    IMG_2351 IMG_2348

    まんまるの穴が地面のあちこちに沢山!奥が見えません。何の穴なんでしょう。木の割れ目に水が潤っていました。木の中って涼しいのでしょうね。落ち葉は自然に集まったのか、ここの住民が集めたものなのか、今すぐ住民になってみたいです。

     

    8月10日

    IMG_2264 IMG_2306

    ベクがサマーカット。怪我で手術をして以来のこと。やっぱり似てますよね。さて、どっちがパパでどっちが長男でしょう。

    10日は命日。3月10日から5ヶ月が経ちました。グルが旅立って寂しくなったね。パパとママと三兄弟の5匹はいつも一緒だったのに、一匹足りないだけでこんなに寂しいものだなんて想像もしなかった。

    取り上げたこの手の中で、腕の中で見送ってやりたかった。「産まれてきてくれてありがとう」ってあの時と同じように、同じセリフで見送ってやりたかった。謝罪のための訪問の約束がなければ、ベッドに残して家を離れたりはしなかった。最後の謝罪にしようと思って出かけたのに、終わりにしたくて出かけたのに。2時間だけでいいので、あの子の「コトン」と心臓が止まる音を聞くための時間を返してください。

    IMG_1956

    事故や苦情があれば行政指導はさらに厳しくなります。支援者は人を見ないで指導者・監督者を見て仕事をするようになります。他人の利益よりも自分の利益を優先するようになり、やがて、誰のための何のためのサービスなのか困惑し始めます。人の役に立ちたいというやりがいと、生業として福祉で報酬を得ることのバランスに苦しみます。さて、私はこれから先、何を優先すれば良いのでしょうか。

     

    8月15日

    1175204_223809277772784_926239446_nIMG_2357

    終戦記念日は六郷土手の花火大会です。今年は、場所取りをしている息子たちと近距離で初めて見ました。私から頼みこみました。何故かどうしても見ておきたくて。

    コロやグランをお留守番させてまで見たかった光景。ズシーン!と腹に響く音とともにしっかり記憶に刻んでおきたくて。色んなことを整理している自分が少し恐いです。

    この事業は、いとも簡単に疑問符で足止めされてしまいます。怯んでいるわけではなく「命」を事業にしているからです。「生活」を事業にしていたのですが、命の弁償を言われてしまっては、私たち介護事業者は成り立ちません。

    果たしてこれから先、迷いも後悔もなく続けていけるのでしょうか。

    私の責任の在り方とは何なのでしょう。

     

    8月18日

    IMG_2363

    まる一日仕事を休むなんて考えられない私でしたが、子どもたちを元気に!という合言葉で集まったボランティアさんたちの熱い思いに感動して孫やその友達たちと茅ヶ崎の海へ。何か大切な忘れ物をしていた気がしてなりません。少し荷物を降ろしたいと思う私がいます。

     

    8月20日

    祖母のお誕生日です。命日は3月1日。この世に生まれた日と、あの世に帰った日の両方をお祝いすると寂しさも少しは紛れます。訃報を聞いた時、悲しみよりも「これで私をまるごと理解してもらえる」と安堵したことを覚えています。生きているからこその恨み辛みや言い訳も、魂だけになった自遊空間だと言葉は必要ありません。

    若かったからこその言葉の足りなさもすべて許される気がしたあの時の開放感と喜びは不思議でなりません。今でもこんなに会いたいのに、会って「ごめんね」って抱きつきたいのに、もう何も言い訳しなくてもすべてお見通しの境地が嬉しくて。

    お互いが生きている時にはなぜ、この境地に立たせてもらえないのでしょう。永遠の別れが永遠の喜びに変わると感じるのは私だけですか?

     

    9月3日

    孫の梛とグランはお誕生日がいっしょ!

    IMG_2502

     

    9月7日

    コロの体調が8月25日に急変し、9月5日早朝、お星さまになりました。16歳でした。

    IMG_2387

    16年前の8月31日、息子のお誕生日のプレゼントだったコロ。新居でのお誕生日祝いで再度コロをプレゼントしました。一緒にお誕生会に参加してくれたコロ。そして、アクセスの看板犬だったコロからバトンタッチしたグランのお誕生日が9月3日。ごはんが食べれなくなって、水も飲めなくなったのに頑張ってくれました。

    IMG_2404

    イベントをしっかり終えて、初代看板犬コロは私の腕の中で旅立ちました。

    大切な忘れ物、少し荷物を降ろしたい私・・・というセリフはわずか2週間程前の事。コロの体調に気づいてやれなかった?コロが喜ぶことを何かしてやれた?グルを見送ってから半年、私は何をしていたのだろう。夏風邪がなかなか治らない自分を庇いながら少しずつ仕事を整理して・・・「生きる」ことから目を背けてはいなかっただろうか。

    失うことを恐れているだけの自分ではなかっただろうか。

     

    9月9日

    何も解決せず、2日後の第1回調停が控えています。この期間にかけがえのない大切な命を2つも亡くしてしまいました。心痛の中で見送らなければならなかったことを悔やみます。自分の仕事に誇りを持ててさえいれば、後悔もなくもう少し穏やかにこの子たちとお別れできた気がします。

    IMG_2525

    この一連で従業員が何人も辞めました。制度も所属も責任も超えた、ボランティア精神なしではできない理不尽な業務。それでいて専門性は問われる。廃止すればどんなに楽だろうと思わない日はありませんでした。利益にならないからと今更切り捨てる訳にはいきませんが、採算ありきです。私は会社を守らなければなりません。しかし、思いを捨ててまで事業に奔走して何が残るのでしょう。

     

    9月10日

    誰のために、何のために法で戦うのでしょう。

    生きている時の言い分を聞くのは私たち専門職の仕事です。良い生き方をするために沢山話し合うのが私たち専門職の仕事です。死んでから遺族と話すのではなく家族でいるうちに、専門職としての値打ちが出したかったと思います。

    IMG_2581

    家族が遺族になった時・・。

    誤解と思いはしっかりと伝え、謝罪すべきことは素直に詫びるつもりです。

     

    9月14日

    facebookはグリーフケアの記事で止まっています。包括支援センターを退任された所長から引き継いだ大切な役割を果たせないままで本当に申し訳なく思っています。遺族に怨まれている会社の社長が、遺族に寄り添う支援を語れるわけもなく資格もありません。

    介護離職防止を推進するためにライフワークバランス事業の活動もしてきましたが、「介護はプロに、家族は愛情を」なんて、私の口からはもう語れません。

    「アクセスに殺された」ずっと加害者のままです。この言葉が頭から離れる日はありません。中小企業の社長がこの言葉を浴びせられてどう責任をとればいいのか、答えは簡単ではありません。

    今、かつて経験したことがないくらい前に進めない自分がいます。

    IMG_2549

    9月末で退職するケアマネジャーの送別会を暖家支援でしようと思い、ランチの仕込み。何をする気にもなれず、責任感だけで業務を淡々とこなしている自分から早く脱却したくて、あえて好きな料理を。でもまだ調子が出ません。

    思考がストップして、1時間かかってもA4用紙1枚の解釈ができない時があるなんて、誰にも言えません。

    時間をかけないと仕事が捌けなくなっています。業務を減らしても減らしても、夜中の12時前に事務所を出ることはないあの頃となんら変わらない日が今もあります。

    睡眠が充分に取れず、仕事の夢を見て目が覚め、孤独と不安に襲われることもあります。でも、何か大きな力に動かされて宿命のように動いてきた今までと何ら変わらず、何か大きな流れをじっと待っている私がいます。

    今の私には耐えることしかできません。

    精一杯笑顔でいようと思います。

     

    9月23日

    ごめんねコロ。有難うねコロ。今度いつ会えるかわからないけど・・・待ってて。でも、さよならしなきゃね。でもまだできないから、もう少し・・・そばにいて。

    泣いても泣いても涙って涸れないね。仕事で人に会う時にも涙が溢れてきて渇かすのが大変!コロ、お前はどの子の生まれ変わりなの?「私ともう一度一緒に暮らしたい」って来てくれた気がしたけど、私といて幸せだった?

    私は幸せだったよ。だからコロも幸せだったよね。たくさんのメッセージ忘れないから。有難うね。

    admin-ajax

     

    9月30日

    暖家支援を開設してから5年になるんですね。「ピアノの発表会をさせてください」ってお母さんがいらしてから5回目の発表会でした。耳で聞いた音を弾く彼女。それを支えるお母さん。

    大好きな音楽と、お花と、料理と。三拍子揃ったこの居場所。好きで作ったこの居場所。昨日からカレーの仕込みをして、皆さんの笑顔が見れて・・・思いがけない仲間もかけつけてくださって・・・こんなに暖かい人たちに囲まれているのにどうして前に進めない自分がいるのでしょう。

    数か月でねを上げたわけでもなく、5年の月日が経過したのですから、自分をもう少し許して焦らずに、この場所を信じて、自分らしさを取り戻していこうと思います。人の為と思っていたこの場所が、自分の為であったことを信じて。

    担当のケアマネが亡くなった利用者さんの夢を見たそうです。「一緒に施設探そうね」って会話をしたそうです。まだ居場所が見つからないのでしょうか。

     

    10月3日

    台風が恐くて私から離れないグラン。どうしてもベッドに入りたいグラン。抜け毛がひどいから絶対ダメ!寝返り打てないから絶対ダメ!と頑張る私。

    あの日もそうだったね。ゲリラ豪雨が続いた日に雷もなって、2階から飛び降りてきたグラン。初めてコロと同じ部屋で寝たね。コロより雷の方が恐かったんだね^^

    有難う、一緒にコロを見送ってくれて。

    IMG_2559IMG_2561

    10月1日早朝から台風被害の点検とご近所のお詫び訪問で大忙し。倉庫の扉は飛ぶし、網戸も飛ぶし、恐るべし台風!怪我人がでなくてよかった・・・とかなりヒヤリ。災害対策も含んだリスク管理に今後も要注意です。

    2日はデイサービスの監査。無事に監査も終わり、3日の今日のお誕生日は家族と食事。孫のピアノでHappy Birthday♪を歌ってもらって、なんて幸せなバアバなのでしょう。なのに、なんて我儘なバアバなのでしょう。どうしても気持ちが前に進まない。ごめんなさい。

    IMG_2571IMG_2575

    蒲田事業所の従業員は、アクセスカラーの黄色の素敵な花束を準備してくれました。みんなみんな有難う。この20年築き上げてきたこと、何も間違えていませんよね?

    「もし、その方向が間違っていたとしてもオレはついていくから」

    その一言で私は頑張れた。誰を助けるために、誰と生きていくのか、それは私自身が決めること。

     

    11月7日

    社会福祉士の大好きな先輩たちと飲み会。

    IMG_2646

    定年後の第2の人生を社会福祉にかけたお二人。共に商社マン。似た者同士の話の掛け合いが絶妙で楽しい。私もこうゆう歳になったのかとつくづく思います。夏には第一生命で定年を迎えたかつての支社長たちともお会いしました。苦楽をともにしたからこそおもいっきり懐かしい、そんな人生に悔いなしです。

    会いたい戦友が福井県にいます。あれが悲しい、こんな苦しい事も・・・など何一つ話さなくてもいい、ただ会うだけでお互いの人生に悔いなしが確認できそうな、4年間同じ釜の飯を食べたそんな戦友に会いたいです。

     

    11月20日

    こんなに寒くなってきたのにトンボ?グランと散歩中にいろんな生き物と遭遇します。いつも私の足元にバタっと落っこちてくるんです。その度に「お前は誰?」って思い当たる人を考えるのですが、今回のトンボはわからない・・・

    コロとグルもちょうちょになって来てくれましたよ!

    ね?

    IMG_2650

     

    11月27日

    羽田の全体研修。「業務改善とマニュアルの見直し」

    リスクマネジメントに終始取り組んできた今期。あとは各委員が取り組みと発表をするので、私から従業員に今日でバトンタッチ。今日は私の思いを伝えるために、調停中の案件も解禁。モチベーションを下げてはいけないと話を避け続け、私一人が盾になったつもりでもうすぐ1年が経過しますが、「自分たちの事業所がどのような価値を大切にしているのか、大切にしていくのか」を確認するためにも、どれだけみんなの意識を巻き込めるかが勝負だと思いました。

    「危機管理に絶望はない」

    精神的に落ちるところまで落ちたけれど、いい機会をもらったことに感謝していると。私は何がしたかったのかを考え続けているが、怯むことなくリスク管理をしっかりとしてやりたいことをやり通す。と、従業員に伝えました。今日の研修のシナリオにはなかったのですが、何を守りたいのかしっかり確認して、一緒にやっていってほしいと。

    IMG_2706

     

    12月2日

    主人の母の納骨で大阪へ。お母さん、大阪の庭と同じ山茶花、東京の我が家の庭にも咲きましたよ。そんな季節になりましたね。あなたが株分けをしてくれた万寿は何故か枯れてしまいましたが、この時期に山茶花が咲くと、お正月が来てくれそうでほっとします。

    嫁いだ年から毎年、山茶花の庭掃除をし、おせちを作り、田端家の雑煮の味は実家のお寺のお正月より長くなりましたね。嫁ぐという意味を毎年噛みしめていました。

    墓石の下に骨を埋葬している息子を見て、私もここにこうして入るのかと思うと、幸せな死に方をしてやらねばと思いました。もういつ死んでもいい、もう充分、もう疲れたと何度も何度も思いましたが、これでは息子に申し訳ないと。

     

    12月6日

    母親のミニの16歳のお誕生日です。

    長男のベクと三男のビリと親子3匹になってしまいました。親子5匹の生活が長かったので、寂しくて年賀状の写真がまだ撮れなくて。

    IMG_2314

     

    12月7日

    錦糸町の駅から裁判所へ行く途中の公園で噴水を眺めていました。

    IMG_2719

    今年中には終わらなかった調停。かといって、仮に終わったとして何が終わっていたのでしょう。法律的に解決したとしても感情論は残ります。お互いに。

    生きている限り終わりはありません。だからこそ、いつか終わりのある人生が美しいのです。墓場まで持って行く土産がどんなに多くても、すべて灰になります。灰の持つ不思議な力は、すべてをまた灰にして包んでくれます。私もいつか灰になって此岸の汚れを清められるよう、もう少し精進しなくてはならないようです。

    IMG_2649

    広い草原のドッグランで犬たちと戯れている田端さんが想像できる、って同じ業界の友だちに言われました。どうしてわかるんでしょう。いつの日か、近い将来、違う景色を見るためにも、あとまだもう少しお仕事に精を出さなくてはならないようです。

     

    12月8日

    早いもので忘年会。

    12月8日は、釈尊が悟りを開いて仏陀になられた成道の日。いい日ですね。

    fi8S7UEWmpFm4BG1544451531_1544451833

    捨てることが多かった2018年。沢山の「さようなら」があった2018年。

    でも、この素晴らしい仲間たちとの出会いに「ありがとう
    この記事をシェアする:

    コメントを残す

このブログに登場するワンちゃん

グラン(♂)

盲導犬協会から訓練を受けて、キャリアチェンジ犬としてアクセスにやってきました。